「教育方法学1」のレポートでB判定を受け、試験では90点を取得して合格しました。これが参考になれば幸いです。
学校における各種指導(教科指導、生徒指導、進路指導、特別活動等)と教育相談(学校カウンセリング)の関連について論じなさい。
教育相談とは、児童生徒の教育上の諸問題について、本人や保護者、教師などに、その望ましいあり方について助言指導することであり、個人のもつ悩みや困難の解決を援助することによって、その生活に適応させ、人格の成長への援助を図るものと言われている。近年ではカウンセリングと認知されている。
カウンセリングは、大きく分けて2種類あり、治療的カウンセリングと発達援助的カウンセリングがある。治療的カウンセリングは、専門的カウンセリングのことであり、クライエント(患者)に対して、カウンセラー(セラピスト)は、専門的な知識と技術を用いて、患者の症状や病気を治療する。発達的カウンセリングは、開発的カウンセリングのことであり、治療すなわち症状や病気を治すことが目的ではなく、児童生徒の人格がバランスよく発達を遂げるよう援助することが目標である。
学校カウンセリングは、多くの場合、発達援助的カウンセリングをさす場合が多い。そして、問題を抱えた児童生徒だけを対象とするのではなく、すべての児童生...