日本大学通信教育部での平成27&平成28年のリポート提出用課題「労働経済論 (分冊1)」です。丸写しはせずに参考程度にご利用ください。
日本大学通信教育部 労働経済論(科目コード:R32200)分冊1
[課題] パートタイマーの特徴と問題点を挙げ、その改善策を論述せよ。
(レポート本文) 文字数:1849 文字
パートタイマー(短時間労働者)とは、パートタイム労働法では「一週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の一週間の所定労働時間に比べて短い労働者」とされている。またパート、アルバイト、臨時社員、準社員といった呼び方が異なる雇用形態でも、前述の条件に当てはまる労働者は、パートタイマーに該当する。
そしてわが国のパートタイマーの特徴としては、正社員と同じくらい働く長時間パート(「フルタイムパート」)がパート全体の二割近く存在することや、雇用形態が異なるという理由だけで、たとえ業務内容が同一であったとしても正社員より低い労働条件で働かなければならないといった者達が存在していることがあげられる。
また近年では、使用者がパート本人の意志に反して就労時間を短縮し、社会保険の適用や、ボーナス・退職金の支給をまぬがれる事例が少なくないことや、生活に必要な収入を得るために複数の仕事を掛け持ちして...