経済開発論(分冊2)

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    資料紹介

    日本大学通信教育部での平成27&平成28年のリポート提出用課題「経済開発論 (分冊2)」です。丸写しはせずに参考程度にご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本大学通信教育部 経済開発論(科目コード:R31400 )分冊2

    [課題]発展途上国の経済発展を促進するために採用されたビック・プッシュ論と呼ばれる工業化戦略は、発展途上国の都市問題を解決するどころか、むしろその状態をさらに悪化させることにつながった。それはなぜか論じなさい。

    (レポート本文) 文字数:1904 文字

    発展途上国の失業問題が経済開発論の枠組みのなかで捉えられるようになってきた 1950 年代から 60 年代頃、高い経済成長は高い雇用吸収率につながるという一義的な関係があるという発想に基づいて、大量の失業者を吸収するためにはとにかく途上国の経済発展を促すことが必要であると信じられてきた。

    そのため、経済発展を始動するために貯蓄率・投資率を引き上げて経済資源を工業部門に集中し、工業化を推進する政策が採用されることになった。これは工業化という後押しによって失業などの諸問題を解決しようという方法に因んで、「ビッグ・プッシュ論」と呼ばれている。

    しかし、工業化は進められたが、失業問題は解消されるどころか、逆に悪化してしまうことになった発展途上国が続出した。と...

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