【慶應通信】文学部レポート 倫理学

閲覧数5,132
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    倫理学、2単位
    レポートテーマ: ユダヤ・キリスト教の倫理思想について説明しなさい。
    注意:このレポートを自分のものとして提出することを禁じます。ご自身のレポート作成の参考としてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )



    ユダヤ・キリスト教における倫理思想は、人間の知性では到底およばない超越的な神を受け入れることを出発点とし、イエスの愛の倫理により完成されることになる。

    本レポートでは、ユダヤ・キリスト教の倫理思想に関して、ヘブライムズの伝統の中でヘブル人およびキリスト教徒がどのように倫理を求めたのかを上述に従って詳説する。あわせて、ユダヤ教とキリスト教の違いについても言及する。
    ヘブライズムにおける神と人とのかかわり

    ヘブライズムとは、旧約聖書に記された思想であり、旧約聖書の時代にパレスチナ地方で起こったものである。その思想は旧約聖書で述べられている神がイスラエルの人々を自分の民として選び、契約を結び、律法を与え、罪の中から救いに導く主であるというところに特徴がある(1)。

    ヘブルの民にとって神は中心的な存在であるが、一方で、「あなたは隠れた神です[アーター・エール・ミスターテール イザヤ45:15]」という言葉があるとおり、神が人間には見えない分からない存在である、神と人間の間には、人間の知性によっては捉えられないほどの隔絶した距離があるととらえていた。この隔絶した距離、つまり超越した神...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。