平成27.28課題の合格レポートです。丸写しではなく、参考として下さい。
我々日本人は祭が好きな人種であると言われている。それは元々古代からの信仰心や文化を大切にする風習、伝統を後世へ伝え残そうとする意識、それを良き文化とし、美徳とする国民性などによって古くからの祭が今もなおとり行われている。海外に目を向けてみても、宗教や信仰の違いなどにより異なるものの、神々に関連する祭は多数ある。それに加え、お祈りやお祝いといったものが起源であっても、「フェスティバル」然とする巨大な祭も多い。
本三大祭といえば東京神田明神の神田祭、大阪天満宮の天神祭、京都八坂神社の祇園祭である。また青森ねぶた祭や徳島の阿波踊り、長野県諏訪の御柱祭、和歌山県の那智の火祭など、全国で四季を通じてさまざまな祭が行われており、日本の伝統行事でありながら、大きな観光産業資源ともなっている。無数に存在する祭では、奉納や踊り、神輿、凧揚げ、練り歩き、花火、灯篭流し、山車、火などさまざまな手法やアイテムが用いられ、参加する者、それを観る者にとっても迫力があり、気分も高揚し、持続的な快感を味わえるものがあるもので、中には多数の怪我人や場合によっては死者が出たりする激しい祭も存在する。そもそも「まつり」と...