2024年度 明星大学・通信教育課程・PF2042 幾何学3(2単位目)の最新のレポートです。成績優をいただきました。短期で一発合格できます。【解答は、理系卒業者による自身で作成後、数学者からの添削済の正答です】
PF2042
幾何学3
2単位目 レポート課題(2016年度~)
【課題1.】
点Oを通る球面をOを中心にして反転すると、平面になることを証明しなさい。
【解答】
(証明)
図1のように、
この球面S上の点をP、半直線OP上に
OP・OQ=k (k:一定) …①
となる点Qをとる。次に、Oを一端とする直系の他端A、半直線OA上に
OA・OB=k (k:一定) …②
となる点Bをとる。
以上より、
∠OAP=90° …③
一方、①、②より、
OP・OQ=OA・OB
となる。ゆえに、接弦定理より、A,B,P,Qは同一円周上にある。
したがって、四角形ABPQは円に内接するので、対角の大きさは等しく、
∠OBQ=∠OPA …④
③、④より、
∠OBQ=90°
以上より、Pが球面S上を動くと、QはBを通ってOBに垂直な平面上を残るところなく動く。すなわち、Qの軌跡は平面である。
以上より、点Oを通る球面をOを中心にして反転すると、平面になる。
(証明終)
図1
【課題2.】
3辺の長さがa,b,c である直方体の体積VがV=abc
で...