保育児童基礎演習「保育実習Ⅰ(施設実習)保育実習Ⅲの実習施設の中から、一つ「種別」(例:乳児院)を選び、その施設の目的や設備基準、職員、利用者等、施設における特徴を述べよ。さらに、あなたがその施設で実習すると仮定して、自らの実習の目標(何をどう学ぶか)や抱負(実習にあたって何を心がけどのような成果を挙げたいか)について記述すること」 |
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B評価でした。「全体的によくまとめられた内容のレポートであると思います」とコメントをいただいております。
「保育実習Ⅰ(施設実習)保育実習Ⅲの実習施設の中から、一つ「種別」(例:乳児院)を選び、その施設の目的や設備基準、職員、利用者等、施設における特徴を述べよ。さらに、あなたがその施設で実習すると仮定して、自らの実習の目標(何をどう学ぶか)や抱負(実習にあたって何を心がけどのような成果を挙げたいか)について記述すること」
乳児院について考察していく。乳児院は、児童福祉法「乳児(保健上、安定した生活環境の確保そのほかの理由により特に必要がある場合には、幼児を含む)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とした施設」と規定されている。保育所とは異なり、特に保護を要する乳児を昼夜間にわたって養育する施設であり、家庭養育の代替を行う。特に乳児の心身の特性を考慮して、医学的配慮がなされており、医師・看護師も配置されている。
乳児院への入所が必要となる理由は、母親の疾病(精神疾患を含む)、虐待、ネグレクト、父母就労、父母の拘禁などが多いが、最近では母親の精神疾患や虐待による入所が増加傾向にある。入所に至るまでの経緯は複雑で、主な入所理由が改善されても別の...