【キーワード】第二性徴 対人関係 モラトリアム
キーワードを中心に、時間を掛けて、多くの資料に目を通し、わかりやすい言葉でまとめました。評価は以下の通りです。レポート作成の際に、役立ててください。
【レポート評価】
"青年期の精神面の特徴や葛藤を適切に理解できています。忘れられがちな思考や認知面の特徴もきちんと把握できています。"
※丸写しはご遠慮ください。
発達と学習 (科目コード T10500) 分冊1 平成29.30年度 報告課題
【課題】青年期に抱える葛藤について論じなさい(かならずキーワードを含めること)
【キーワード】第二性徴 対人関係 モラトリアム
通常、人の一生を考えるとき、いくつかの時期に分けて考えるのが普通である。乳児期・幼児期・児童期・思春期・青年期・成人期・老年期と分ける場合があり、これには理由がある。主な理由の一つは、時期ごとに人は何らかの特徴的行動を行い、大方の人が同意するような区分が可能だということである。ここでは、青年期に抱える葛藤について以下、論じる。
青年期の始まりのころと終わりのころとでは、精神構造は大きく違っている。異性への目覚めはもちろん、社会での対人関係や自分の人生観まで変転する。そして、心理的離乳という精神的な自立へ向かっていくのである。青年期の始まりと終わりのころを比較すると、これが同じ青年かと思うほど、変わりようが激しい。青年期を前期(思春期)、中期、後期の3期に区切り簡単に見てみると、前期(思春期)には、第二性徴が発現し、性的発達を包含した身体的発達は急速に進行する。第二次性徴の...