PA3040 教職実践演習(教諭)1単位目レポートです。
この科目は、他科目に比べて課題に的確に沿った内容でないと合格が難しい科目となっており、私自身も多くのレポートを参考にして、2回目で無事合格を頂きました。
再提出の方は、先生からの講評に丁寧に応える回答を心掛けると良いと思います。
[課題]
1.教育実習・保育実習、または現場体験から得たことやあるべき教師の資質能力を踏まえ、実践的指導力について論じなさい。
2.子どもたちの教育環境を整える上で、同僚教員との協働・保護者や地域との連携の重要性について、あな たの体験を踏まえ、論じなさい。
PA3040 教職実践演習(教諭)1単位目レポート
1.教育実習・保育実習、または現場体験から得たことやあるべき教師の資質能力を踏まえ、実践的指導力について論じなさい。
講評:実践的指導力について考えをまとめられています。
実践的指導力とは、教育活動全体を通じて児童の「生きる力」を育成する力であると考える。「生きる力」とは、知・徳・体の調和のとれた力のことであり、学力だけでなく、規範意識、思いやり、人間関係形成能力、自己肯定感などの人間性を含めた多義的な力である。その中でも、教師に求められる職務として特に重要であるのが、その時々の状況に柔軟に対応する学習指導力と生徒指導力である。
学習指導は、学級の児童1人ひとりの特性を把握し、毎日の児童の様子や理解度などを考慮しながら、教材研究や指導方法を工夫し、実態に合わせて対応することが大切である。小学校の教育実習では、学級にナルコレプシーやチック、ADHDと思われる児童など、様々な特性を持つ児童がいた。その中で、指導教諭はそれぞれの児童の良さや特徴を生かして、全員が参加し、楽しく着実に理解できるような工夫を行っていた。授業では、発達段階に合わ...