日大通信 経済地理学 分冊1情報化・サービス化社会における小売業の~

閲覧数2,392
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    平成29~30年度 経済地理学・経済地理 分冊1合格レポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    情報化・サービス化社会における小売業の「地方の時代」と「グローバル時代」への対応の特色について述べる。

    情報化・サービスにおける小売業は、地方の時代にふさわしい地域商業の担い手としての小売業への志向と、国際化・グローバル時代にふさわしい小売業への志向の、二つの大きな方向に志向し、生活者や消費者に対して役割を果たすことになる。

    まず、小売業の「地方の時代」に関して述べる。地域商業の本来の特徴は次の5つの特徴がある。1つ目は、地域の生活者や消費者の日常生活に密着し、その購買行動に利便性を提供している。2つ目は、その商業が地域の資源、歴史、および文化などに密接に関係している。3つ目は上記の様な商業が展開される空間は、コミュニティ機能をも兼備する空間であることである。つまり、この地域の人々はこの空間を情報空間及び触れ合いの空間として認識するのである。4つ目の特徴は、その地域の特徴は、この様な商業活動において、本来、その地域の商業組織、例えば商工会議所、商工会、あるいは商店街協同組合などが重要な役割を果たしている。5つ目は、上記の諸特徴から地域商業は本来個性的であり、各地域的固有性をもって今...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。