教育実習を終えて(教育実習事後レポート)
日本大学通信教育部
これからの教師の理想像や使命、努力すべき点についても
述べています。
高等学校にも対応できる内容となっています。
令和時代における教員採用試験の論作文・小論文や面接・集団討論の最新の模範解答としても利用できます。
私自身も教員採用試験において、集団面接や個人面接でこの内容を話し、初年度で合格しました。
あくまでも参考としてご利用ください。
教育実習を終えて
教育実習事後レポート
私は6月9日から30日までの3週間、○○県○○市にある○○中学校で、教育実習を
行ってきた。実習科目は英語で、担当した学年は1年生だった。もちろん緊張や不安もあ
ったが、正式に教壇に立つという経験や、教員として生徒を教える経験は非常に価値のあ
るものとなった。現職の先生方から授業のやり方や、生徒指導・部活指導に関する様々な
アドバイスをいただくこともできた。教育実習を始める前と終えた後では、教員という職
業に対する自覚や意識が変わり、より現実感を帯びることになった。生徒や学校に対する
考え方も変化した部分がある。改めてこの3週間を振り返り、今後教師になるために必要
な能力や理想的の教師像について考えてみたい。
初週は、初めてのことばかりで、緊張や不安が大きかった。生徒としてではなく、教員
として、教わる立場ではなく教える立場として、学校に行くという新鮮さも、もちろんあ
った。初めての授業では、時間配分こそは計画通りにいったが、いくつかの改善点に気付
かされる授業内容となった。例えば、クラスによっては通じる授業内容と通じない授業内
容があると...