佛教大学通信課程P6303英文法の科目最終試験対策7題セットです。
試験対策の参考としてご利用してください。
・「ゆうべ映画をみた」の「みた」をsaw, looked at, watchedで書き分けたとき、それぞれの意味はどのように異なるかを明らかにしなさい。
・英語で乗り物(車、タクシー、バス、列車、船、飛行機など)に乗り込むとき、2種類の表現がある。get inとget onの使い方を明らかにした上で、その区別の理由を推測しなさい。
・関係代名詞の制限用法(限定用法)と非制限用法(非限定用法)との本質的な違いを英語の具体例と共に説明しなさい。
・英語の時制体系をまとめた上で、日本語の時制との対応関係を論じなさい。
・英語の可算名詞(Count)と不可算名詞(Uncount)の区別を具体的かつ体系的に説明しなさい。
・テクストをひとつのまとまりのあるものにする特性cohesionについて、その言語的手段を具体例とともに体系的に論じなさい。
・ほぼ同じ意味を表すsubmitとturn inのようなペアに関して、後者の句動詞(動詞+前置詞・副詞)の特質を多くの英語の具体例と共に論じなさい。
「ゆうべ映画をみた」の「みた」をsaw, looked at, watchedで書き分けたとき、それぞれの意味はどのように異なるかを明らかにしなさい。
日本語では「見る」という1つの表現だが、英語ではよく使われるものでも「see, look at, watch」という3つもの表現がある。それらは話し手の状況によって使い方が異なるため、日本語の「ゆうべ映画をみた」という文章も英語ではそれぞれ意味やニュアンスが異なる。
まず、「see, look at, watch」のそれぞれの違いから見ていく。
「see」は自然に目に入ってくるという意味を持ち、さらに目から内容を頭に入れることである。つまり、意識的・無意識的に関わらず目に入ったものを理解することである。
「look at」はそこに何があるのかを意識的に注意を払って見ることである。ものの変化や動きではなく、どちらかと言うと静止しているものを見る時に使い、「閲覧する」に近いニュアンスである。
「watch」は対象を意識的に注意を払ってみるという点では「look at」に似ているが、ものが変化したり動くことを意識して見ることであり、「...