平成29・30年度 日大通信 広告論 分冊1 合格レポート

閲覧数3,480
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    平成29・30年度報告課題のレポートになります。
    参考文献:ブランド・コミュニケーションと広告 雨宮史卓 著 2016年12月 初版2刷

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    Page 10

    Page 10

     ブランド・エクイティと広告費の関連

     1.はじめに

     競合他社との差別化を図るべく、企業はブランド価値の向上に努めてきた。ここでブランドとは、単なる識別手段としての商号・商標では無く、その名を使うことで競合優位性を持つことができて商品を安易に連想できる概念的なものを指している。また、そうした効力を持つようになるとブランド・エクイティとして評価されるものとなり、特に企業買収が行われるシーンにおいては具体的に「のれん代」として資産計上される。したがって、マーケティング戦略を考える際にはブランドを育てるという考え方の下、広告を単なる宣伝経費ではなく、資産価値向上のための投資と捉える場合もある。

     本リポートでは、ブランド・エクイティの有効性を確認し、これを考慮したマーケティング・マネジメントにおけるブランドの立ち位置、広告費を投資と捉える理由などを整理する。

     2.ブランド・エクイティの有効性

     まず、企業がマーケティング戦略を行うに当たって、ブランド・エクイティを活用することによるメリットを考える。具体的には以下に示すような価値があげられる。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。