平成29・30年度報告課題のレポートになります。
参考文献:英語でビジネス交渉! 石川英夫 著 1999年05月 初版
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日本人のプレゼンテーション不得手に関する考察
1.はじめに
「日本人はプレゼンテーションが苦手である」というのは、恐らくほとんどの人に共通する認識である。個人的な意見を述べると、原因は「説明に徹している」からであると考える。生真面目な日本人が、数字と文章とグラフでビッシリの資料を提示し、それを元に読み上げているという光景は、今思えば自分自身でも行ってきたことであると共に、数多く見てきたものである。
本リポートでは、不得手とするプレゼンテーションを成功させる為に何が必要かを考察する。
2.プレゼンテーションの定義
まず、国際プレゼンテーション協会によると、プレゼンテーションとは次のように定義されている。
「あなたの意見、情報、あるいは、気持ちなどを、言葉と言葉以外の手段を使って、相手の注意を喚起し、興味を沸かせ、理解させ、合意させ、そして、相手にあなたの意図した行動をとらせることです。」
つまり、我々多くの日本人がやりがちな一方通行の説明をしただけでは不十分であり、あくまで相手に意図した行動を取らせることがゴールとなる。
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