聖徳大学「幼児理解・保育相談」 第2課題第5設題 評価A 合格

閲覧数2,703
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「育児不安の背景について述べよ」という課題に対するレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第5設題
    子育ては夫婦が協力して行うものであるが、現在の日本の状況においては、もっぱら母親に子育ての責任がゆだねられ、父親の存在が希薄であるなど、夫婦が共同で子育てに携わっているとは言い難い家庭が多く見られる。幼少期が心の成長にとって大切な時期であるため、母親の育児不安は見過ごせない問題である。

    本来、母親は子どもにとって「心の安全基地」であるが、育児の苛立ちや不安が大きなものになれば、子どもの心の安定は脅かされてしまい、その後の子どもの人間関係作りや人格形成に深い影響を及ぼすことにもなる。しかしながら、親の育児に対する負担感や不安は確実に広がっている。

    1996年、明治学院大学の萩原玉味教授らグループの調査によると、ストレスを抱え、育児に神経質になっている親ほど体罰に走りがちなことがわかった。また、東京学芸大学の深谷和子教授らの調査によると、「自分は子育てに向いていない」と感じている小さな子どもを持つ母親の割合は、2人に1人である。

    育児不安の背景としては、「子ども自身の問題」「親の問題」「社会的な問題」が考えられる。

    まず「社会的な問題」であるが、戦時下など特別な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。