佛教大学通信教育課程 2016年度対応 Z1115 道徳教育の研究(中)

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程、教職課程の教職科目、Z1115道徳教育の研究(中)のレポートです。A判定でした。リポート作成の参考にご利用ください。なお、所見は以下の通りです。

    道徳教育の現状と課題についてよく調べて考察されています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ
    ●道徳とは一体何か
     いったい、道徳とは何であるのか。テキストに倣い、まずは辞書を引いてみよう。大辞泉によれば、道徳とは以下のようである。
    1 人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。
    2 小・中学校で行われる指導の領域の一。昭和33年(1958)教育課程に設けられた。
    3 《道と徳を説くところから》老子の学。
     我々が道徳という言葉を発する時、多くの場合、この大辞泉の言う1の意味を想定しているであろう。また、規範とは「行動や判断の基準となる模範。手本」 である。
     すなわち、道徳とは、人が善悪を判断する時、もしくは、善を行い悪を行わないように心がける時、判断の基準となるものであると言える。よって、その基準を学校で教えるのが道徳の授業であり、また、その基準を教えるのが道徳教育だと言う事ができるだろう。
     ただ、大辞泉の言う通り、道徳は法律ではないという点は問題となる。法律は、国会によって立法され、文章の形で誰もが読む事が可能である。...

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