日本文学史第2設題

閲覧数2,384
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2016年版佛教大学日本文学史第2設題のレポートです。A判定をもらいました。
    明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。
    〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード  科目名  第1設題
    学籍番号   氏名
        (4)

    科目コード  科目名  第1設題
    学籍番号   氏名
        (4)

     明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。

    〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉
    明治時代の文学思潮には、『写実主義』・『擬古典主義』・『浪漫主義』・『自然主義』・『余裕派』がある。

    日本の近代文学が真に近代文学の名に値するようになるのは、坪内逍遥の「小説神髄」と、二葉亭四迷の「浮雲」の『写実主義』の思想からである。『写実主義』は、現実を尊重し、ありのままに描写しようとする創作方法で、坪内逍遥はこの理論書で、現実離れした儒教的な勧善懲悪や、現実的効用を目的とする功利主義を排し、小説の本質は人情世態を写実的に書き出すところにあると主張、小説を芸術の一つとして明確に位置づけ、その後の日本文学の方向を決定づけた。

    明治二十年代に入ると、極端な欧化政策への反動として国粋主義的な気運が起こって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。