70外国史Ⅱ(東洋史)第2課題

閲覧数2,008
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    宋代以降の君主独裁制(皇帝独裁制)の確立と変化について、その途上で現れる征服王朝の性格についても言及しつつ、まとめなさい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     宋代以降の君主独裁制(皇帝独裁制)の確立と変化について、その途上で現れる征服王朝の性格についても言及しつつ、まとめなさい。
     宋は趙匡胤により960年に建国された。彼は武断政治から文治政治への転換を目指し、君主独裁体制強化を図った。趙匡胤は五代十国時代を勝ち抜いた武人で文官による支配が望ましいと考えた。節度使の権限を縮小し欠員が出ればそこに文官を入れて軍人から兵力を奪った。節度使を離れれば皇帝直属の軍人として再編成し、禁軍とした。唐での六部を統括して行政を司ったのは中書省で、財政担当は三司とした。そして枢密院も設置したがこれらの役所の長官は全て文官であった。軍事的知識を持ち合わせた人物が長官になると視野狭窄に陥るという考え方からであったが、これを文民統制という。文官を長官とするため役人は優秀な官僚を選ばなければならず、そのために科挙制度を整備した。宋代の「解試」「州試」「省試」に加えて宮殿で皇帝自らによる「殿試」を実施することとした。官僚になると徭役は免除され税軽減の特権もあったが、唐代では家系でその連続性が保たれたが宋代ではその官僚一代限りであったため、自分の子どもたちに猛勉強させ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。