33国際経済論第1課題

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    資料紹介

    世界の貧困の現状を説明し、貧困削減への取り組みと課題について論じなさい。

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     世界の貧困の現状を説明し、貧困削減への取り組みと課題について論じなさい。
     貧困には一人当たりの国民所得など数値で表される所得貧困や、人間が健康に生活する為に必要な摂取カロリー量で表される食料貧困があり、「物質的欠如としての貧困」という。
    世界には一日1.25ドルで暮らす人々が2010年時点で21%、12億人存在すると言われ、1981年に発展途上国の人口の52%、19億人であったことからすると減少傾向にある。この間に絶対的貧困層を減らしたのは東アジアと太平洋諸国だけで南アジアはほぼ不変、サブサハラアフリカ諸国ではむしろ増加している。所得や消費支出による貧困測定は分かりやすい指標になり、開発経済学でも当初は貧困を物理的欠如とする認識が支配的であったが、現在では問題点が指摘されている。まず一人当たりの国民所得増大が自動的な貧困削減にはつながらない。国民所得とは平均値であり、貧困削減には一国内の所得分配も必要である。ある一定地域内の大多数の生活水準より大幅に低い状態にあることを相対的貧困層というが、それは所得不平等を示すジニ係数などの指数で計測されることが多い。平成25年10月12日付の産...

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