大阪芸術大学通信教育部 体育 第1、2課題

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    資料紹介

    大阪芸術大学通信教育部の体育の合格レポートです。
    第1課題と第2課題が入っています。

    第1課題:近年教育現場において「運動は好き、でも体育は嫌い」と云う現象が起きています。戦後の学校体育事情から、現代の学校体育を鑑みてその理由を述べて下さい。
    第2課題:仲間意識や相手を思い遣る精神を養う方法を、具体的な例を上げて述べて下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【第1課題】
    戦後から三十数年間の学校体育は、運動やスポーツが民主的社会人の養成や、社会的に必要な体力づくりなど教育の社会的目的を達成するための手段とされた。欧米を目標としたこの時代の学校は、卒業後の労働期の準備を主な教育目標としていたため、体育も運動やスポーツを手段として活用していた。体育の表意化も体力の強弱、運動能力の高低、運動技能の上手下手が基準であった。また、全員に同じ内容の課題を与え、同じような内容で指導したため、課題を早期に達成した子どもは次の課題に進むことなく停滞し、また与えられた課題をその期間中に達成できない子どもはいつまでも同じレベルにとどまるという現象が多く見られた。このように、体育授業において運動やスポーツが学習者のペースで、自己実現のために意図的に行われる学習は少なかった。その結果、近年、運動は好きでも体育は嫌いという子どもが出現した。
    高度経済成長末期の社会において競争が激化する中、多くの人が労働に生きがいを求められず、労働以外の場面や余暇において自己の存在を確認し、自己実現を果たす生活を意識し始めた。スポーツも単に競争に勝つことからプレイそのものを楽しんだり...

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