明星大学通信教育部 社会科
教育行財政2 1単位目合格レポート 2015年度~
【 課題 】
1. 校長と教諭の職務を比較しながら校長のつかさどる「校務」の意義と「校務分掌」のあり方を明らかにしなさい。
2. 教員の「専門性」と研修との関わりについて述べるとともに、教員の研修の概要についてまとめなさい。
【 講評 】
特に指摘もなく、高評価でした。
【 ポイント 】
1回目の提出で合格しました。講評は以上の通りです。
本レポートは教科書の内容を上手くまとめられると合格すると思われます。
教科書の分量が多いので、全てのカテゴリーを網羅する必要はなさそうです。
以上、ご参考にしていただければと思います。
教育行財政 2_単位 1
<設問 1>
方を明らかにしなさい。
校長と教諭の職務を比較しながら校長のつかさどる「校務」の意義と「校務分掌」のあり
学校の運営には、授業等の教育活動の実施に限らず校舎等の施設・備品の管理などの広
範な業務が必要であり、これら学校運営上必要な一切の仕事が「校務」である。この校務
を円滑に実施するため、校長はその権限と責任の下で「校務分掌」を行い、教諭等の教職
員間で役割分担がなされる。
校長は、学校教育法 37 条 4 項にて「校務をつかさどり、所属職員を監督する」と規定さ
れる。これは (1)校務は、学校段階においては校長の責任において処理されなければならな
いこと、(2)校長は、教諭等の所属の職員(県費負担教員・市町村負担教職員の如何にかかわ
らない)に対し、職務命令を発し、校務を分担させ、また校務の処理の方法等について指導
監督し、所属職員の人事管理等を行う権限を有することを意味する。
一方で教諭は、学校教育法 37 条 11 項において「児童の教育をつかさどる」(小学校の規
定だが、他の学校種にも準用される)と規...