明星大学通信教育部 社会科
外国史概説 1単位目合格レポート 2014年度~
【課題】
1、古代四大文明の類似点、相違点について論述せよ。
2、ギリシア、古代アテネにおける民主化の過程とその民主主義の特質について論述せよ。
【 講評 】
内容に関する指摘はありませんでした。
主に今後の学習へのアドバイスが記載されています。
【 ポイント 】
1回目の提出で合格しました。講評は以上の通りです。
<課題1について>
・教科書を読み込めば特に問題ないと思います。
・各文明の類似点はまとめやすいのですが、相違点をまとめるのに苦労しました。
教科書に直接的な記載はないので、教科書を読み込んで自分の頭で考える必要があるかと思います。
<課題2について>
・こちらも教科書を読み込めば特に問題ないと思います。
・民主化の過程にはいくつかの段階があり、段階ごとの出来事と登場人物を時系列でまとめることが重要だと思われます。
以上、ご参考にしていただければと思います。
外国史概説_単位 1
【 1、設問 1 】
<1-1、課題>
古代四大文明の類似点、相違点について論述せよ。
<1-2、本文>
古代四大文明とはエジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明をさす。
これらの文明には、大河を利用して灌漑農業を行い、都市を形成し、文字や自然宗教が生
まれたなどの共通点がある。エジプト文明はナイル川、メソポタミア文明はチグリス川と
ユーフラテス川、インダス文明はインダス川、中国文明は黄河と長江を利用した灌漑農業
を行い、河川の氾濫を予測するためにエジプト文明では太陽暦、メソポタミア文明では太
陰暦が発達した。そして河川流域に村落や都市が形成され、これらが統合されて国家が誕
生した。特にメソポタミア文明ではジッグラトと呼ばれる神殿を中心としたウル・ウルク・
ラガシュ等の都市国家が形成された。またエジプト文明のヒエログリフ、メソポタミア文
明の楔形文字、インダス文明のインダス文字、中国文明の甲骨文字などの文字が発明され、
エジプト文明ではパピルス紙に記されたヒエラティック、民用文字のデモティックも用い
られた。さらに自然宗教が発生し、王はその権威を利用...