明星大学通信教育部 社会科
社会・地理歴史科教育法2 2単位目合格レポート 2012年度~
【課題】
地理・日本史・世界史のひとつを選択し、中学社会科または高等学校地歴科について、具体的な学習内容を想定しながら学習指導・授業計画を立てよ。
【 講評 】
たいへんよく考えられている指導案です。
生徒に「なぜ」と思わせることはたいへん重要だと思われます。
【 ポイント 】
1回目の提出で合格しました。講評は以上の通りです。
私が意識したのは次の点です。
・自分が好きな分野についての授業案を作る。
→戦国時代が好きなので、織田信長についての授業にしました。
自分が好きな分野だといろいろな事を教えたいと思えるので良いアイデアが浮かんできます。
・積極的な言語活動を取り入れる。
→学習指導要領にて、知識の習得のみならず思考・表現・判断する力を養うことが明記されました。
そのための手段として言語活動を取り入れることが挙げられており、私も授業に取り入れたいと思います。
今回の指導案にも言語活動を組み込み、その点が評価に繋がったのだと考えています。
・様々な領域の知識を組み合わせ、知的好奇心を喚起する。
→個人的な見解ですが、諸分野の知識を組み合わせて学ぶことが知識の定着や興味関心の喚起を促すと考えています。
そこで今回の授業では、信長の経済政策を取り上げてどんな点が優れていたか考えさせるワークを組み込みました。
この点も評価に繋がったのだと考えています。
以上、ご参考にしていただければと思います。
社会・地理歴史科教育法2_単位2
<1、課題>
地理・日本史・世界史のひとつを選択し、中学社会科または高等学校地歴科について、具体的な学習内容を想定
しながら学習指導・授業計画を立てよ。
<2、本文>
【対象】
:中学社会科の日本史に関する授業
【授業テーマ】
:織田信長の統一事業
授業目標:①戦国時代から日本の再統一の流れの中で信長の果たした役割を知る(知識・理解)
②統一事業の中で信長が行った事業について考察し、当時の社会に与えた影響を説明できる(思考・判断・表現)
【概要】
:織田信長は桶狭間の戦いで今川氏に勝利した後、天下統一を目指し、鉄砲の三段撃で有名な長篠の戦
いなどの数々の戦に勝利し、その基礎を作った。本能寺の変で亡くなった後も、豊臣秀吉が受け継いで天下統一
を成し遂げた。このように戦に強い大名という印象を持つ生徒は多いと思うが、一方で南蛮貿易、楽市楽座、関
所の廃止といった革新的な経済政策を行った一面もある。天下統一という日本史上における重要な出来事につい
て知るとともに、信長が行った個々の政策を取り上げて考察することで歴史に対する興味関心を喚起したい。
【歴史教育に...