Z1001 日本国憲法 "『憲法入門〔第4版補訂版〕』 有斐閣
設題 法の下の平等について
評価:C
所見:合理的差別の判断枠組みについての記述が不足しています。テキストの該当箇所を確認してください。
第1設題 (A4)3200字(横書き)
法の下の平等について
評価C
所見 合理的差別の判断枠組みについての記述が不足しています。テキストの該当箇所を確認してください。
このレポートは
1章 憲法とは何か
2章 憲法の特色-明治憲法-
3章 憲法の比較と特色-日本国憲法
4章 法の下の平等について
5章 考察
の5章から成り、各章ごとに項目が細分化しています。
1章 憲法とは何か
まず初めに、「憲法とは何か」について述べる。
国家の統治の基本的体制、または根本の秩序を定める法規範を全体として憲法と呼ぶ。
その中でも2つの意味があると考えてよい。
1、実質的意味の憲法
実質的意味の憲法とは、現代の日本国のような統治体制だとしても、もしくは、たとえ一人の自然人が絶対的支配権力を持ち、それによって市民が独裁的な統治を受けていたとしても、それにかかわらず、それはその国家の統治の体制の根本原則を示しているのであって、憲法と呼んでよい。
2、立憲的意味の憲法
国家権力が憲法の制約を受け、国政が憲法の定めるところに従って行われることを立憲主義と呼ぶ。国家権力が市民を規制するのではな...