大坂芸短[保育・教育者論]レポート 成績A

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    資料紹介

    生きる力を志向する保育について述べなさい。 1724文字

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    「生きる力」は、1996年に中央教育審議会で掲げられた教育目標である。その意味は、子どもが「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力」と、「自ら律しつつ、他人と共に協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性」と「たくましく生きるための健康や体力」を身に付けることである。

     実際に、自発的に課題を解決する力を備えていない子は多い。脱いだ衣服をたたんで片付けたり、清潔な下着を身につけるなどのよくある日常の場面においても、自分がどうしたら良いのか分からず立ち止まっていたり、遊び始める子さえいる。つまり次に自分がどのように行動すべきかを考える力が育成されていない。原因として、幼児期に必要な経験が不足しており、考えて行動することが習慣化されていないことが挙げられる。生きる力を育むには、子どもが園や家庭や地域などの環境と触れ合い、日常生活の中での体験を積み重ねなければならない。子どもの好奇心を大切にし、遊びを通して学びを深めるような、保育の充実を目指すべきである。

     さて、園や家庭や地域の中で、どのようにして子どもの生きる力を...

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