中央大学 通信教育 評価B 国際政治史 第2課題 第一次世界大戦後の国際秩序

閲覧数3,185
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    中央大学通信教育2017年度課題です。 評価はBでした。 参考資料として使用していただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    下書き完了日:2017/07/22
    科目:国際政治史 第2課題:第一次世界大戦後の国際秩序

    ★最低6頁最高7.5頁★                  
     1.第一次世界大戦後の国際秩序の特徴

    第一次世界大戦後の秩序を「ヴェルサイユ体制」と呼ぶ。ドイツと連合国の講和条約として、1919年6月28日、ヴェルサイユ条約が調印されたからである。ほかの同盟国とも順次講和条約が結ばれた。講和の基本構想は、1918年はじめウィルソンが戦後の世界秩序について述べた「14カ条」にあった。それは、秘密外交の廃止、海洋の自由の保障、経済障壁の除去と通商の自由、軍備の制限、住民の利益にもとづいた植民地問題の解決、民族自決権を尊重した領土・国際問題の解決、各国の独立・領土保全のための国際連盟の設立などである。それは事実上、大戦の帰趨を左右する存在であることを自覚したアメリカが、戦争目的を「世界の民主主義にとって安全なものにする」ことと規定しながら、みずからの臨む態勢を世界に確立しようとした試みである。

    2.民主主義的「14カ条」の問題

    戦後秩序形成を担った英仏は、アメリカ的世界観の押しつけを険悪し、自...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。