<児童・進路指導論 1単位目>
課題:学級における児童同士の人間関係づくり、児童と教師の人間関係づくり、「自己指導能力」の関係について述べなさい。それを踏まえて、担任としてどのような点に気をつけ、学級経営を行えばよいか考えをまとめなさい。
成績:合格
講評:自己指導能力の視点をもう少し大切にしたい。独自の学級経営案も考えておくと良いでしょう。
児童にとって学級とは、児童の家庭生活の基盤が家庭であり家族であるのと同様に、学校生活の基礎となる場所である。その為に教員は、児童自身の存在を確認する事ができ、居場所を作り、自己実現に向けて活動するためなどの、学級の仲間の関係づくりである学級経営がとても重要である。
学級経営を行う上で、学級における児童同士の人間関係づくりとは、児童は同じ年齢や同じ趣味を持つ仲間たちと交流する事で成長していく。また、仲間からの影響も多大であり、力を合わて起こすパワーも大きい。つまり、児童同士良いことも悪いことも仲間からの刺激を受けることで成長する。その中で、児童は人間関係においてのフィルターを形成する。これは、集団に所属するかによって児童の成長に大きな影響を与え...