2つの設問に対してフル回答しております。
評価:A (一発合格レポート)
課題名:
2つの設問とも答えなさい。(本文の書き始めに1.、2.を明記する事)
1.短期記憶と長期記憶について、①それぞれの特徴と相違点について②具体例を挙げながらまとめなさい。
2.条件づけの理論を日常生活で活かすとすればどのような場面が想定できるか?あなたの考えをまとめなさい。(注:「古典的条件づけ」と「オペラント条件づけ」どちらでも構わない)
参考文献:
1.
学習心理学への招待[改訂版]、篠原彰一、サイエンス社、2012年2月10日
認知心理学、箱田裕司、都筑誉史、川畑秀明、萩原滋、有斐閣、2013年12月15日
新・知性と感性の心理、行場次朗、箱田裕司(編著)、福村出版、2014年3月15日
2.
認知と学習の心理学、海保博之、培風館、2007年2月26日
学習の心理(行動のメカニズムを探る)、実森正子、中島定彦、サイエンス社、2012年4月10日
新版 心理学事典、下中弘(編)、平凡社、1989年8月1日
心理学辞典、中島義明、安藤清志、子安増生、坂野雄二、繁桝算男、立花政男、箱田裕司、有斐閣、2013年1月30日
第1課題 第1設題
1.心理学の世界において、『記憶』は、情報の保持期間の長さにより、『感覚記憶』、『短期記憶』、『長期記憶』に分けられる。これらは、性質の異なる三種類の情報の貯蔵庫となり、符号化(入力)された刺激情報は『感覚記憶』に貯蔵され、その中で注意を向けられた情報が『短期記憶』に転送され、さらにその短期記憶の中でリハーサルされた情報が、『長期記憶』に転送されると考えられている。『感覚記憶』とは、符号化以前の段階で、感覚刺激情報を非常に短い期間貯蔵され、環境の中から必要な情報を抽出する過程となる記憶のことである。『短期記憶』は、感覚記憶から抽出した情報や、長期記憶から取り出した情報を加工する場所である。感覚記憶の中で注意を向けられた情報は、短期記憶に貯蔵される。例えば、「何かを見た、思い出した、理解した」などのように感じる『意識』は、この短期記憶の中で行われている作業内容の認知である。短期記憶に入れられた情報は、何も操作が加えられない限り、数秒から30秒程度しか保持されない。『長期記憶』は、いくつかの種類に分類できる記憶のことであり、例えば「先月、ドライブで彼女と海に行った。」...