聖徳 通信 認知心理学 第1課題 評価S

閲覧数2,587
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価】S(合格レポート)

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:

    記憶のメカニズムを概説したうえで
    「忘れる」ことの日常的な具体例を複数挙げ
    そのメカニズムを説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     『記憶』という人の精神行動について考えた時、多くの人は「物事を忘れないように覚えること」、「憶えている内容を思いだすこと」と考えるだろう。認知心理学では、前者を『貯蔵』、後者を『検索』と呼ぶ。しかし、記憶の過程はこの二つだけではない。「与えられた刺激情報をどのような意味のものとして認識するか」という、『符号化』の過程が初めにある。「符号化→貯蔵→検索」の一連の精神活動を、心理学の世界では『記憶』として扱う。(「記銘→保持→想起」と呼ぶ場合もある。)

     さらに記憶は、情報の保持期間の長さにより、『感覚記憶』、『短期記憶』、『長期記憶』に分けられる。これらは、性質の異なる三種類の情報の貯蔵庫となり、独立した別個のものではなく、入力された刺激情報は『感覚記憶』に貯蔵され、その中で注意を向けられた情報が『短期記憶』に転送され、さらにその短期記憶の中でリハーサルされた情報が、『長期記憶』に転送されると考えられている。『感覚記憶』とは、符号化以前の段階で、感覚刺激情報をそのままの形で非常に短い期間貯蔵され、環境の中から必要な情報を抽出する過程となる記憶のことである。『短期記...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。