聖徳 通信 臨床心理学 第1課題 評価A

閲覧数3,655
ダウンロード数25
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価】A(合格レポート)

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日全て詳しく記載)

    課題名:

    エリクソンの発達論(心理・社会的発達段階論)と、
    フロイトの発達論(心理・性的発達段階論)の観点から、
    青年期の問題について論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     精神分析の創始者であるフロイトは「性」に焦点を当てて発達の理論を述べた。彼の発達の理論によると、「人の中には『無意識』という心の領域が存在し、そこには『リビドー』が存在する。あらゆる精神活動の根源となるエネルギーは『性欲動』であり、『リビドー』はそのためのエネルギー、つまりは『発達を促進させる基本的な力』である。」と主張した。フロイトは、リビドーが上手く発揮されない、または抑圧されてしまい、精神病を発症してしまったクライアントの治療の中から、その要因の多くが「性」に関することを発見し、人の発達段階を5つに分類し、それぞれの段階に応じてある身体的な器官に着目し、それを中心とする性的発達理論を提唱した。彼は青年期を「性器期」、つまり「リビドーの活動が活発化して、口唇・肛門・男根などの特定の性器に関する小児性欲が統合され、積極的に異性を求めるようになる」とした。

     フロイトの影響を多く受け、独自の理論を発展させたエリクソンは、フロイトの性的発達理論に文化・社会的観点を取り入れ、人間の生涯の周期を8つの段階に区分した。そして、「人間は生涯にわたって発達する」と述べ、各段...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。