【評価】A 合格レポート
文末に参考文献を記載してあります。
(書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)
課題名:
2つの設問とも答えなさい。
(各800字程度、本文の書き始めに1、2を明記すること)
1.ストレスとソーシャル・スキルおよびソーシャル・サポートとの関連についてまとめなさい。
2.ストレスと心身症の関連についてまとめなさい。
第2課題 第1設題
1.日常生活の中で起きる『ストレス』への対処方策として、ソーシャルスキルおよびソーシャルサポートは、非常に重要で有益な方策であることが考えられる。
『ソーシャルスキル』とは、「人間関係を形成し、それを円滑に維持していくために必要な対人技能のこと」であり、1960年代頃から心理学者による精力的な研究が行われている。そしてそれらの研究の結果、具体的なソーシャルスキルの方法や『SST=社会的スキル訓練』などが生まれている。一方、『ソーシャルサポート』は、1970年代頃から心理学者によって様々な解釈・定義がなされてきたが、最近では「対人関係と人の心身の健康との関連についての様々な研究を『ソーシャルサポート研究』とする」という考えに立っている。これらの研究の結果、ラザラスらによる心理学的ストレス研究をはじめとして、ソーシャルサポートやソーシャルスキルの概念は、ストレスやストレス反応への『緩衝要因』や『緩衝効果』と呼ばれ、対処方策のひとつとして考えられている。
ストレスの多い現代の社会・日常生活では、生活習慣や対人関係などが起因とされる様々な『疾病』や『ストレス』が生ま...