聖徳 通信 学校臨床心理学 第3課題 評価S

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    資料紹介

    【評価】S

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:
    学校臨床の目的、学校での面接の進め方、枠組みの特徴、さらにスクールカウンセラーの役割についてまとめてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第3課題 第1設題
     はじめに、学校臨床の目的とは、単に一生徒・一教師の個人的な問題を解決するだけに止まらず、学校に生じる問題を巡ってそこに関わる人々を結びつけ、そのネットワークを支援し、学校全体の問題対処能力を高めることにある。「学校臨床心理士のためのガイドライン」によると、学校全体を一つのコミュニティと考えて教師とコラボレーションし、コンサルテーションを中心に活動することが強調されている(村山他,1998)。そのため、個人心理臨床とは異なった、学校臨床の特徴として、「システム全体を支援する」という視点が不可欠なのである。

     次に、学校での面接の進め方についてであるが、ここでは「子どもの不登校」を取り上げて述べるとする。子どもの不登校について、スクールカウンセラーはまず、出来る限りその子どもの担任と一緒に考えていき、子どもが「どんな生徒か」、「どのような不登校なのか」などといった、その子どもに関するアセスメントから始める。そして、「学校での様子」や「不登校になる前に印象的な出来事はなかったか」等の事柄を、担任から聞き取ることにする。また、授業を担当している教師や部活動の顧問からも話...

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