児童学の心理学的基礎Ⅱ 第2課題第1設題 説得

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    資料紹介

    参考文献
    児童学の心理学的基礎Ⅱ 山岡重行 聖徳大学通信教育部 2014年3月1日
    サイコナビ心理学案内 山岡重行 おうふう 2014年3月25日
    ダメな大人にならないための心理学 山岡重行 プレーン出版 2005年5月10日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第1設題
    説得とは、他人の態度を言語的手段で変化させ、特定の方向の行動を誘導することを説得と呼ぶ。説得には大別して、説得者・説得メッセージ・受け手の3要因がある。

    精緻化見込みモデルとは、説得メッセージとしての情報を受け手が精緻に処理する見込みがあるかないか、ということに基づいた消費者情報処理モデルのこと。このモデルでは、消費者が説得メッセージを受け取ると、その個人の情報処理能力と情報処理への動機によって情報処理を行う経路が異なるということを示している。個人の情報処理能力が高いか低いかということは、説得メッセージを理性的に処理できるかどうかにかかわる。広告メッセージの情報処理への動機が高いか低いかによって、態度変容を起こすまでの経路が変わる。情報処理能力と動機が高い場合、中心的経路により説得メッセージ内容そのものを情報処理し、認知的反応(支持、中立、反論)を示してから、最終的な態度変容を起こす。一方、情報処理能力と動機が低い場合、周辺的経路により説得メッセージ内容の周辺的な手がかり(タレントやイメージなど)を情報処理してから、最終的な態度変容を起こす。

    説得効果の規程因 ...

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