佛教大学、人文地理学のレポートです。 1発合格で、A評価をいただきました
日本における流通システムの特徴について簡潔にまとめたうえで、自分の住む都道府県または市町村区における小売業態の展開の変化とそれにともなう地域への影響について地図や図・表を2枚以上用いて述べなさい。
・流通システムについて。
「流通システムとは、生産と消費の間に存在する空間的、時間的なギャップを埋める産業のことをいう。」*1。それは、生産された場所と消費者の場所を繋ぐネットワークを指しており、卸売業と小売業が主として存在する。卸売業は、メーカーが生産した商品をスーパーやコンビニといった小売業に運び、小売業では消費者が買い求めやすいように少量かつ多くの種類の商品を揃えて販売している。卸売業は小売業が主な客体であることから、立地は大都市や中核都市に集中しており、小売業は消費者が客体となることから全国各地に分散している。
・小売業の業種と業態。
消費者と密接に関わる流通システムは小売業であり、それは大きく業種と業態に分類することが出来る。業種とは、販売する商品によって区別するものであり、酒は「酒小売業」、野菜等は「野菜・果実小売業」など様々な業種が存在している。業態とは、販売方法や営業形...