明星大学 教育心理学 PA2030 2単位目 合格レポート

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資料紹介

明星大学 教育心理学 1単位目の合格レポートです。2017年に提出して合格したものです。
参考文献:教育心理学の最先端 著者:荒木紀幸 あいり出版
2単位目 コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの思考について述べなさい。
ぜひ参考にしてみてください。

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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

教育心理学

コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの思考について述べなさい。

 アメリカの心理学者であったコールバーグは、道徳性の発達は、道徳的葛藤による不均衡な状態がより高い思考へ調節されることによって達成されるといった認知発達理論を主張した。この理論は、何か道徳的に解決できない状態に置かれた時、不安感を欠き、その状態を解決するために、人は調節機能を働かせるといった考えである。この考え方を基に、J・デューイとピアジェの道徳性の発達に対する考えを精査し、実証的実験を経て、三水準六段階の道徳性発達段階を提唱した。この道徳発達段階について説明する。

三水準として、一つ目の水準は、道徳判断を自己中心的活動の反映と見なす「前慣習的水準」であり、二段階に分けられる。

第一段階は、「他律的な道徳性」であり、具体的には道徳的基準は外的、他律的で、自己の行為の外的な結果が人から誉められるか、罰せられるかで決定するということである。罪を避け、力のあるものに対して盲目的に服従することは、それ自体価値のあることだとされる。

第二段階は、「個人主義、道徳的な道徳性」である。具体的には、正し...

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