2017年対応のS0610国語科概論の合格済みのレポートですので、参考にしてください。
テキストの内容を踏まえ、国語科教育の内容と方法について論述しなさい。
(1章)「音声言語」の指導のポイント
話すこと・聞くことの指導をする上で大切なポイントは3つある。1つ目は、朗読・群読で声を届け合うことだ。朗読・群読の際、教師主導でなく、学習者自身で作品を解釈することが大切である。そのため、群読を作るには、それぞれの解釈を出し合ってグループで検討し、互いに声を届け、聞き合うことが重要になる。2つ目は、コミュニケーションの中での聞く力を育てるということだ。話すことと聞くことは車の両輪の関係にあるため、スピーチ力だけなく聞く力も身につける必要がある。そのためには、対事意識、対他意識、対自意識をどのように持たせるかが重要になる。3つ目は、学びの基礎としての話し合いである。現実の問題解決のための話し合いである会議や、話し合いについて学ぶための話し合いであるディベートなどがあるが、両者の長所を生かした学習を行うことで話し合える力を身につけることが大切である。話し合える力は、他教科の学習においても重要なため必要不可欠であると考えられる。
このように、国語の授業において音声言語は重要であ...