【東京福祉大学】 6540 こどもの食と栄養

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    資料紹介

    【設題1】栄養素の体内での働きについて述べよ。

    栄養素は化学的な性質から、①炭水化物(糖質)、②脂質、③たんぱく質、④ビタミン、⑤ミネラルの5種類に分けられる。それぞれに特徴があり、体内では特有の役割を果たしている。本レポートでは、栄養素の体内での働きについて述べる。
     炭水化物(糖質)は、

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    【設題1】栄養素の体内での働きについて述べよ。
    栄養素は化学的な性質から、①炭水化物(糖質)、②脂質、③たんぱく質、④ビタミン、⑤ミネラルの5種類に分けられる。それぞれに特徴があり、体内では特有の役割を果たしている。本レポートでは、栄養素の体内での働きについて述べる。

     炭水化物(糖質)は、糖類、食物繊維やこれらに類する化合物の総称で、酸素、水素、炭素から構成され、水素と炭素の割合が2:1となっている。炭水化物(糖質)のエネルギー供給量は、1gあたり約4kcalである。炭水化物が豊富な食品には、穀類、いも類、砂糖、菓子類がある。糖質は消化が良く、エネルギー源として重要で、1日に摂取するエネルギーの約60%を占めている。

     炭水化物(糖質)は体内に取り込まれ、唾液や消化液によって単糖類(グルコース、フルクトース、ガラクトース)、少糖類(スクロース、マルトース、ラクトース)、多糖類に分解されたあと、消化吸収される。また、一部はグリコーゲンという物質に変化して肝臓に貯蔵される。

    植物性食品に多く含まれるセルロース(繊維素)などの多糖類は、人の体内では消化されず、エネルギー源にはならない...

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