【日大通信】【2019〜2022年度課題】国際政治学/国際政治論/国際政治学概論 課題2

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    資料紹介

    日大通信 国際政治学/国際政治論/国際政治学概論 課題2の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題
    次の問1~問4の中から2つ選び、その番号をそれぞれ最初に揚げ、裏面のキーワードから最低2個を使用して述べなさい。文末に参考文献(論文を含む)を3本以上揚げ、参考・引用した頁数を明記しなさい(Web情報を明記してもよいが、参考文献の本数には入らない)。

    問1 伝統的安全保証と非伝統的安全保障の違いについて述べなさい。
    問2 欧州統合の究極的な目標について述べなさい。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (問1)伝統的安全保障とは、自国の生存、繁栄、価値を脅かすような軍事的脅威および自国が属する地域の戦略的な安定に対する脅威に対して、外交、軍事力の強化、同盟の形成などの手段により国家の安全を保障しようとするものである。一方の非伝統的安全保障とは、非軍事的かつトランスナショナルな性質を持ち、気候変動、テロリズム、海賊、組織犯罪、貧困、金融危機、感染症など「新しい脅威」に対して、政治、経済、社会的側面から対処することで、国や地域における多数の人々の安全を確保することが目的である。

    伝統的安全保障は、自国のパワーを増強して安全保障を高めることにより、結果として他国に脅威を与え、反対に紛争をもたらす緊張を高めてしまうという安全保障のジレンマを抱えている。各国は自国の安全保障を確保する手段として、各国間の軍事力を均衡に保って国家の安全を図ろうとする勢力均衡という方法を活用してきた。しかし紛争が起きると、相互に軍事援助を締結しているために同盟国を巻き込んだ大規模な戦争に発展しやすく、それが第一次世界大戦を生み出したという反省から、その後に形成された国際連盟では集団安全保障概念が導入された。

    集...

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