【日大通信】証券市場論 分冊1

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    資料紹介

    日大通信 証券市場論リポート分冊1の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題:「証券市場の効率性」について論じなさい。

    キーワード:効率性の定義、無裁定理論、ファーマ、ランダム・ウォーク

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    証券市場において、証券価格は情報集合Fを通じて実体価格を実現できなければならない。こうした市場により、資金源泉としての資金調達も配分機能が適正かつ効率的に行うことができ、これを効率的市場という。この効率的市場には、以下の2つがある。

    まずは、情報に関する効率性である。効率的市場とは何人も一般に利用可能な情報により経済的レントを得ることができない市場を指す。効率性の定義を式で示すと次の通りである。いま市場で証券価格Pが情報に関する効率的市場であるとは、Ij(j=1,2,………J)を投資家jの情報量であるとして、シグナルηによってもたらされる情報をσ(η)で表すことにする。そして、市場が情報Fを反映していたとすると、全てのjに対して、F⊂σ(p,Ij)が成立する。また、各投資家の持っている情報が全ての価格に反映しているとすると、全ての投資家に対してσ(I1,I2,I3………Ij)⊂σ(p,Ij)が成立する。上記の式から各投資家は市場の情報と他投資家の情報全てを獲得して価格形成を行なっていることになるため経済的レントが発生しない。

    この効率的市場は、証券の価格に影響を及ぼす全ての情報が、...

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