【明星大学】発達障害論(1単位目)

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    資料紹介

    明星大学 通信教育 特別支援学校教員免許必修科目です。
    一度で合格を頂き、好評もいただきました。
    2017年度の最新版ですので、参考までにどうぞ。

    参考文献
    梅永雄二・島田博祐編著『障害児者の教育と障害発達支援 第3版』 北樹出版、2015年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    発達障害論(1単位目)

    特別支援教育について考察する上で、知的障害や自閉症スペクトラム症などの障害は避けることができない。私が以前働いていた特別支援学校で、児童生徒がもつ障害は多様化している近年、児童生徒のもつ障害として多くが知的障害や自閉症スペクトラム症などを挙げることができる。特別支援教育にかかわっていく中で、これらの障害について把握し、理解することは重要である。このレポートでは、知的障害と自閉症スペクトラム症に焦点をあてて、それぞれの障害を診断するうえで留意すべきこと、そしてその障害をもつ児童生徒に対し有効な支援をするうえで気を付けることについて述べていきたい。

    はじめに、知的障害についてである。知的障害は、論理的思考や問題解決となる知的機能が著しく低く、自立や社会的責任の能力となる適応能力に複数の障害があり、発達期までに発症したものとしている。知的障害を診断する上で注意すべきこととして「原因疾患に応じた予測可能な合併症が存在するので、その予防や対処にそなえる」ことである。診断のきっかけとしては、同年代の子どもと付き合えず、年齢相応のふるまいをすることが難しい等の様子から診断...

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