資料紹介

Q０１０８地誌学の科目最終試験6題セットです。
2016年に90点で合格しました。教科書・レポートに基づいて覚えやすく作成しています。


科目最終試験の作成においては「段落をはっきりさせて分かりやすくまとめること」、「教科書に基づいて書くこと」、「最低でも８００文字以上でまとめて解答用紙の7～8割は埋まるようにすること」を意識していました。

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アメリカ合衆国における最近の人口移動の減少を要約し、移動の背景を説明しなさい
現在のアメリカにはニューヨークを中心とするメガロポリス地区と、シカゴを中心とする五大湖周辺に人口密集の核がある。ついでロスアンジェルスを主とするカリフォルニア州やダラスやヒューストンのあるテキサス州などに人口が集中している。このような都市人口は1920年代以降に急激な増加期を迎えたが、1970年代以降は徐々に増加のスピードは穏やかになり、同時に都市人口の地域差が顕著になった。

まず、最初に北東部のいわゆるフロストベルトと呼ばれる地域のデトロイト、ピッツバーグ、バッファローといった鉄鋼・自動車工業都市で人口流出が続いた。この人口流出による都市の衰退の要因としては「石炭や鉄鉱石の枯渇」、「施設の老朽化」、「競争力の低下」が指摘されている。これらフロストベルトの諸都市の中でも自動車の街と呼ばれたデトロイトは2013年7月に財政破綻してしまうほど長期的な財政難に陥っていた。デトロイトの製造業の職は1950年の約30万人から2011年には約3万人にまで減少しており、そのため税収が落ち込んで公務員が減ったため、公共サー...

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