八洲学園大学、図書館制度・経営論、第2回課題
評価A レポートです。
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2017 秋期 図書館制度・経営論 第 2 回課題
テーマ <子どもの読書離れと公立図書館の取り組み>
(子どもの読書活動の推進に関する法律)
新しい情報メディアの普及は 18 歳以下の子どもたちの読書離れを急速に進めてしまった
と言われている。彼らにとっては、テレビもインターネットも幼少時から当たり前のよう
に身近にあったことで、大人よりもそれらへの依存度が高いと考える。したがって読書習
慣が形成しにくい状況が指摘されている。しかし一方で、精神発達面で一番読書を必要と
しているのもまた、子どもたちである。このような背景で平成 13 年に「子どもの読書活動
の推進に関する法律」が制定された。これは、子どもの読書離れが国を挙げて取り組むべ
き重要な課題であることを意味している。本レポートでは特に公立図書館に焦点をあて、
この法律を根拠にした取り組みについて意義を論じる。
「子どもの読書活動の推進に関する法律」は平成 13 年 11 月に議員立法により提出され、
翌月に成立、公布・施行された。その目的は、子どもの読書活動に関する基本理念を定め、
法律の下で国と地方公共団体とが...