八洲学園大学 図書館情報資源概論

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    八州学園大学 図書館情報資源概論

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    図書館情報資源概論 
    記録情報メディアの進化
    人類は言語を獲得してから長い期間、音声言語のみで情報伝達を行ってきた。それは記憶による伝承とも言え、伝達に際して正確に情報を再現することは困難であった。そこで、記憶の一助として単純な記号や絵を用い始めた。これが記録の始まりとなる。それが更に長い時間をかけて体系づけられ、象形文字へと進化した。文字の獲得は、人類に複雑な情報の記録とそれを広く共有することを可能にした。本格的な、真の記録の始まりとなった。

    文字を獲得した人類は、身近にあるさまざまな素材を書写材料として利用するようになった。共有という記録の目的に沿うよう、持ち運び可能な素材が選ばれた。

    具体的な例として、1つ目には粘土である。メソポタミアで紀元前3000年頃から使われていたとされる。元々は柔らかいが乾燥させれば固くなるという粘土の性質を活かして、柔らかいうちに文字を刻みその後日干し、もしくは素焼きにするという方法で記録が作られた。

    2つ目にパピルスという水草を薄くそいで乾燥させたものが用いられた。紀元前3000年頃のエジプトで考案され、地中海世界に広まったとされる。片面しか書...

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