【A評価】教育方法学/聖徳大学通信教育部「教育方法学」第2課題第1設題『「子どもの生活」に関する最新の調査データをもとに、未来の教育方法について論じなさい。』
参考文献:
・子どもと歩む教育方法学 土橋永一 聖徳大学通信教育部 平成29年5月1日
・1)株式会社デジタルアーツ「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査
~携帯電話・スマートフォン所有者によるアプリやネットの利活用実態を調査~」
2017年1月10日(火)~1月16日(月)実施 http://www.daj.jp/company/release/2017/0301_01/ 2017年8月26日最終アクセス
・2) 子どもたちのインターネット利用について考える研究会「未就学児の生活習慣とインターネット利用に関する保護者意識調査結果」2016年10月21日~2016年10月24日実施 https://www.child-safenet.jp/activity/2664/ 2017年8月26日最終アクセス
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第 2 課 題 第 1 設 題
本稿では、子どもの生活に関して、子どものスマートフ
ォン利用の実態から、問題点と未来の教育方法を論じる。
近年、スマートフォンの普及は幅広い世代に進む一方で
ある。デジタルアーツ株式会社が2011年より実施する調
査1)によれば、2017年1月現在で携帯電話・スマートフ
ォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名のうち、
スマートフォンの所有率は80.3%(前年70.6%)に上っ
た。その内小学校高学年(10歳から12歳)の所有率は
60.2%(前年37.9%)であり、1年間で所有率が急増して
いる事が明らかになった。
本来、電話やメールなど通信手段としての位置付けが強
い携帯電話が、低年齢層の子どもたちに普及し始めた頃か
ら、その所有には賛否両論が唱えられてきた。携帯依存に
よる学力の低下や生活への支障、教師や保護者が把握出来
ない繋がりの中で発生するいじめや犯罪などが危惧され
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る一方、災害等の緊急時や防犯の面において必要とする保
護者の声も多くある。しかし、もはや小学生の段階でスマ
ートフォンの所有...