日本史(古代国家の文化と特徴)

閲覧数2,534
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本の古代国家はどのように形成されたのだろう。ここでは、古代国家は、3世紀の卑弥呼の段階を経て、5世紀の倭の五王の段階までをいい、奈良時代に完成した律令国家にいたるまでの前史のことを扱う。この時代の初期国家形成の時代について述べる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     日本の古代国家はどのように形成されたのだろう。ここでは、古代国家は、3世紀の卑弥呼の段階を経て、5世紀の倭の五王の段階までをいい、奈良時代に完成した律令国家にいたるまでの前史のことを扱う。この時代の初期国家形成の時代について述べる。
    (1)旧石器から縄文へ
     石器時代には打製石器の旧石器時代と磨製石器の新石器時代の二つに分けられるが、テキストでは、「日本における旧石器文化は、岩宿遺跡(群馬県)の更新世の関東ローム層(赤土)から相沢忠洋によって打製石器が発見されて、その存在があきらかになった。」(注1)と述べられている。
     約1万年前に海面が上昇し日本列島が形成され人類は石器を主な道具を使用し生活する時代が訪れ、約1万5000年前から縄文時代が始まる。縄文時代とともに新たな土器が誕生し、円筒土器文化の成立、竪穴式住居に1世帯が住み、数世帯が集まるという集落があらわれるようになり、土偶、石棒などの遺物や貝塚などの遺跡、抜歯、死者埋葬等の風習もあらわれ、弥生時代へと変遷する。
    (2)弥生時代の社会
     弥生時代を前期、中期、後期と分けると初期に水稲農耕がはじまり、大きな変革があった。その背景...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。