【佛教大学】S8101【教育原論】【第1設題】A判定

閲覧数1,647
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題:ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ。

    序章
     人間は弱い存在にもかかわらず、思考することにより動物界の頂点に君臨している。身体的には弱者である人間が、なぜ知的に強者に成り得たかの根拠であることを、教育こそが示しているのだ。西洋の教育家であるソクラテスは、今日の教育に大きな影響を与えた。
     本レポートでは、ソクラテスの教育観に注目して、彼の教育学的意義について論じることとする。

    第1章:ソクラテスの生涯
     ソクラテスの教育観は突然生まれたものではなく、彼の生涯についてまずは述べる必要がある。
     ソクラテスは前470/469年にギリシアのアテナイに産まれた。若いころは自然研究に没頭したと伝えられているが、40歳頃からは人間の探求へと情熱を傾けるようになった。そして、アテナイの街頭や体育場などで対話の相手を捕まえては、道徳や論理の問題について討論を行った。ソクラテスの教育思想の代表的なものとして「対話」がある。この方法を使い、相手に無知であることを自覚させるのだ。相手の心を刺激し、無知を自覚させ、心理を探求する情熱を湧き上がらせることが狙いである。ソクラテス...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。