東京福祉大学のレポートです。
所見として「保育者の支援援助、子どもとの関りが必要であり、その点についてもう少し述べる様に」とコメントを頂きました。
【設題1】子どもの発達段階による保育内容の違いを述べよ。
子どもには発達段階と呼ばれる成長の過程がある。それは日々の活動の中で培われていくものであり、とりわけ乳幼期の心身の発達は目まぐるしい。その為、保護者や保育者は、子どもの発達が一日にして成るものではないことを念頭に子どもと日々向き合う必要がある。発達は身体面や精神面、さらに情緒面など多岐に渡っており、保育者は各発達段階における発育の特性や傾向、そして個人差をよく理解した上で保育を展開するべきである。加えて、子どもの発達が周囲の人間関係や道具、生活環境などから相互的に影響を受けている事も考慮しなければならない。
本レポートでは、子どもの発達段階による保育内容の違いの要点を、お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター「幼児教育ハンドブック」の記述を踏まえ、6つの区分として述べる。尚、各段階の区分と保育内容については、子どもの個人差や生活環境などを十分に留意する必要がある。
まず始めに、6か月未満児の発達の特徴と保育について述べる。発達の特徴として、食事や睡眠などの生活リズムが定まっておらず、多くの時間を寝て過ごす。その為、保育として...