東京福祉大学のレポートです。
所見として設題に対して重要な点を抑えながらわかりやすく論述されている。1段落が長いのでもう少し分けて記述する事。とコメントを頂きました。
【設題1】乳児保育の担当保育者としての資質について述べよ。
乳児期は人間が最も成長する時期と言われている。それだけに、乳児期に子どもがどのような環境の下で生活していたかによって、その後の、例えば情緒や感情、思考方法や物事の判断基準などの観点から子どもの人格形成に大きく影響を及ぼすと言われている。現代において、社会や経済活動、一般常識の変化に伴い、核家族化が進み、また、共働き家庭やシングルマザーの増加や、生活・就労スタイルの変化に伴って保護者にとっても、育児が難しいといった社会的背景が現れ、乳児保育は増加傾向にある。さらに、2015年に始まった「子ども子育て支援新制度」により、0歳から2歳児の乳児を主に預かる小規模保育が認可事業となり、乳児保育の受け入れ場所が増えたことも、乳児保育を担当する保育者の重要性を高める要因となったのである。現代社会の変化により、保育所に求められる役割や機能が多種多様化し、保育に対する課題も複雑化している。この様に、保育者の重要性が高まりを見せた為、保育の質、強いて言えば、保育者の資質の向上に取り組む必要がある。それとともに、一人一人の保育士が自主的に、協働し...