所見「保育者に求められる資質」が、良い参考文献・資料をもとに丁寧にまとめられていました。小見出しをつけながら、一つ一つ事例を添えて論述している点も良かったです。また、ご自身の欠点を指摘し、直していきたいという「まとめ文」からも、良い保育士になりたいという気持ちが溢れていて、「求められる資質」がしっかり感じられました。
保育者に求められる資質について述べよ。
「保育」は、保育所・福祉施設で主に使われる「保護養育(保護教育)」と、幼稚園で主に使われる「幼児教育」とを包括する概念である。乳児期は一生のなかで成長発達が最も著しく、身体諸器官も大きく変化する。乳児期の保育を考える際に「発達」について学ぶことは、保育者が子どもの成長発達に応じたふさわしい関わりをするために必要である。また、保育者が子どもへ与える影響は大きいと考える。以下、保育者に求められる資質について考察していく。
1.子どもが好きである
保育士に求められるものは「子どもが好きである」ことが前提だと考える。”好きこそものの上手なれ”という諺があるように、好きなことには人間は一心に打ち込むのである。好きだからこそ仕事に対する情熱が湧き、その意欲も持続していくと言えるだろう。また、
保育士は保育のプロとして、専門的な知識・技術を持って職務にあたる必要がある。
2.体力がある
保育者は、子どもの体力に負けないくらいの体力を持っていることも重要な資質であると考える。保育は「子どもと楽しく遊ぶことが仕事だ」というイメージを私自身以前は持っていた。...