聖徳大学 生活保護の種類と内容について(公的扶助論)評価:S

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    聖徳大学通信合格レポート 第2課題第1設題
    課題:保護の種類と内容について説明してください。

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    公的扶助論 第2課題第1設題
     生活保護法による最低生活保障は、生活費の性格によって区分された8種類の扶助によって実施されている。それは、①生活扶助、②教育扶助、③住宅扶助、④医療扶助、⑤介護扶助、⑥出産扶助、⑦生業扶助、⑧葬祭扶助、である。そのなかでも生活扶助は最も基本的な扶助であり、日常生活を送るために必要な費用の給付が行われる。この扶助は、第1類の食費や被服費等の個人経費と、第2類の光熱水費等の世帯共通経費、および各種加算を中心に構成されている。第1類の基準額は、年齢別、所在地域別に定められていて、「所在地域別」は地域における物価差などを生活保護基準額に反映させた級地制度によって具現化されている。一方、第2類の基準額は、世帯人員別、所在地域別に定められ、世帯に複数いることによる節約効果や、寒冷地域の暖房費などを考慮している。また、日常生活を営むうえでより多くの経費が必要である障害者や妊産婦、一人親家庭などへの各種加算がある。この加算によって初めて、加算対象者は加算がない者と実質的に同水準の生活が保障されることになる。教育扶助の対象となるのは、義務教育を受けるために必要な費用であり...

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